現行における『デス・ハラ』論について
現行、安楽死を認めない根拠として『デス・ハラ』があげられる。
しかしそれは脆い。
現行、我々は国家を挙げた『リブ・ハラ』に苦しめられている。これはつまり、どのような体制・制度であろうと、反制度派(多くは先天的であったり、不可抗力であったりする)に対するハラスメントが生じるということである。
つまりある程度の『◯◯・ハラ』(ここではリブもしくはデスに限る)は常に存在するのだ。
それを前提に考えると、『デス・ハラ』を論拠にした生の強制は、論拠不足であると言える。