死の選択の権利を。 #国は安楽死を認めてください ツイデモにて

ツイデモ #国は安楽死を認めて下さい について、個人の見解を記します。

死の選択、反出生主義の理論的な定義づけの試み。

まず最初にリチャード・ドーキンスの利己的遺伝子説を紹介する。この説はほぼ確からしいが、私の説明が不足している可能性はある。ドーキンスの本は読みづらいがとても面白いので、ぜひ読んでほしい。我々は遺伝子の乗り物(ヴィークル)である。遺伝子、す…

現行における『デス・ハラ』論について

現行、安楽死を認めない根拠として『デス・ハラ』があげられる。 しかしそれは脆い。 現行、我々は国家を挙げた『リブ・ハラ』に苦しめられている。これはつまり、どのような体制・制度であろうと、反制度派(多くは先天的であったり、不可抗力であったりする…

比較的高度に発達した『デス・ヘイト』論について

純粋な『デス・ヘイト』については「安楽死を行う際に厳密な審査がある」という反論が可能である。 しかし一部の安楽死合法化国家に見られると主張する『ザル審査』、つまり『厳密な審査が行われていない』ことを盾に安楽死を認めない勢力が存在する。本項で…

ハッシュタグについて。#安らかなる眠りを与えてください を追加しませんか?

ハッシュタグ『#国は安楽死を認めてください』がトレンド除外されているようなので、 #国は安楽死を認めてください#安らかなる眠りを与えてください のように2つのタグを併用してみるのはどうでしょうか?

『死の選択の権利』を行使するにあたっての資格について および 執行する方の責任について

基本的に私は『死の選択の権利』を行使するにあたって、何らかの資格は必要ないと思っている。 例外として、未成年者は選択するべきではない。18歳か20歳かは立法府の裁量。 年齢は戸籍によって一意に求められる。この場合、無戸籍者は例外として対象外とす…

万人に使えるものでなければならない、という前提を忘れがち

死の選択の権利、健康な人間に対してのみ考えれば火山口に飛び込めばいいとなる。ただ、死の選択の権利は、例えば病院のベッドで寝たきりで、治療法はあるし死ぬことは考えないでいい、というケースの人が、治療に伴う身体的苦痛や家族の負担や金銭的負担と…

本心に反した意思表示のサインをし、説明なく執行されるリスク。

ある白杖使いの方の懸念。 『よくわからない書類にサインさせられ、知らないうちに執行されるのではないか』 これは確かに懸念事項である。当然の懸念事項である。重大な懸念事項である。 その方は白杖使いである。つまり、視力に限定がある方である。 この…

『ブレイブ救命士』モデルを想定して死の選択を実行する方法を検証する

死の選択を実行する方法が確実かどうか、救急救命医療に対してどれぐらい抵抗しうるかを検証する方法を思いついた。 まず、架空の『ブレイブ救命士』を想定する。 想定: 彼は身体的に屈強であり勇敢であり善意の人である。そして徹底的な生存至上主義者であ…

Twitterの『トレンド入り』とは何なのか

ツイデモにおいて、目的は耳目を集めることである。その有力な方法は『トレンド』入りすることである。 だが、Twitterのトレンドは明確な基準があるのだろうか(ここでは順位らしきものがつけられている方について考える)。地域、言語、国籍、年齢、性別に…

サルコの野外使用への懸念

サルコを野外で使用する場合、『善意』の第三者が『救急通報』をして、『救命医療』担当者が措置をし、サルコの使用に失敗することが予想できる。 自分の土地もしくは近くの土地での経済的損失を嫌う者と、飯の種とする者がタッグを組んでやってきて妨害する…

自殺防止コールセンターの存在意義とは?

「いのちの電話」などの「自殺防止コールセンター」が、行政によって存在するらしい。 ただ話を聞いてくれるだけで、行政(福祉)サービスや医療サービスに接続するものではないようである。聞いた話であり、本当はどうか知らない。 しかし、もしそのような存…

認知症医療と死の選択の権利

認知症の人の医療について考えることはおぞましい(?)。 その人に関わる医療スタッフとしても、家族としても、本人としても。 しかし認知症は遅かれ早かれ訪れるものなのだろう。 自らが認知症となって、家族や医療スタッフに余計な世話をかけさせる前に、…

死生観のアップデート

環境に応じて観念はアップデートされなければならない。 医療技術(延命技術)の進歩に従って死生観はアップデートされなければならない。 従来の『生きているだけで丸儲け』という死生観を捨て、『死の選択の権利』を認める死生観にアップデートされなければ…

救命医療について

救命医療について考えてみる。救命医療とはつまり生存の強制である。 自死志願での行為であろうと、事前に何らかの意思表示をしていようと、彼らはお構いなしに生存を強制する。 救命医療の性質と彼らの組織への金銭的投入から、故意に明示された意思表示を…

生きるのに適していない人に与えられるべき選択

生きるのに適していない、何らかの障害があったり病気だったり内面の苦痛だったりする人にとって、生存は苦痛でしかなく、苦痛を労力で購入しているという状態になる。 内面の苦痛を含むため事前の審査は不要であり、自己申告で死の選択の権利が与えられるべ…

脱医療化 / 臓器全提供 どちらのアプローチが適切か

サルコの目指す死の選択の脱医療化アプローチ、病院に併設された臓器摘出施設による安楽死、どちらのアプローチが正しいか、という問いがある。 現段階では「臓器摘出施設のアプローチのほうがやや正しい」、つまり脱医療化アプローチの選択肢を排除しない方…

希望する生存者からの臓器提供、という安楽死の形は検討されるべきではないか?

現在の医療倫理においてはこの考え方は忌避されているようである。しかし、この考え方を採用すれば、死にたい人間の欲求と生きたい人間の欲求が合致し、幸福な結果が得られるのも事実である。 サルコは死の選択の権利における非医療化を目的として設計された…

【私見】ツイデモの意義

ツイデモ、つまりTwitter上で行われる、ハッシュタグを用いた、時間を決めて行われる集中投稿について。 ハッシュタグ文字列と開催時間を適切に設定すれば、ほぼ無管理で進行するこの行為は、直接的には社会的にあまり意味を持たない。実効力を持たないから…

【私見】デスハラという見込まれる問題についての私見

デスハラ(死の選択が自由になった場合、自由であることを利用した他者による強制的選択)問題について、私見を記す。 ツイデモは合意を形成する場所でもないし、議論を行う場所でもない。そもそもTwitterは議論に適した場所ではない。私見では、ツイデモで…

危惧するべきものたち:宗教、思想、情報売り

『安楽死』ツイデモが広まるにつれて、反対派が多く参加してくれるようになった。これ自体は嬉しいことである。反対派は感情的であれど意見をくれる。最悪でも無害であり、理知的に話が出来る反対派は自説の弱点を突いてくれるのでとてもありがたい存在であ…

十分に浸透したツイデモにおいて管理は必要なのか?

某氏は『 #国は安楽死を認めて下さい 』ツイデモにおいて管理や連絡を行う何らかの組織を立ち上げるつもりらしい。 その組織は以下の行動をするようである。 ・ツイデモの予告、拡散 ・STARTのツイート ・締めのツイート ・結果を関係個所へ送信(トレンド入…

バルビツレートについての雑感。

致死性を持つ睡眠薬のバルビツレートが製造中止になっている。 これは確かに『自殺』の方法としてバルビツレートを使用したい場合の障害にはなる。 ただ私はこの問題が『死の選択』において、直接重要とは思っていない。むしろ精神医療、閉鎖病棟における患…

リンクの追加について

むふむふチャンネル様のYoutubeチャンネルトップページ、 KoyaG様のnote記事、 2件にこちらからリンクを貼らせていただきました。 横のリンクからお越しください。 また、リンク希望・相互リンクについては常時受け付けております。 ツイデモ時のリプライで…

【課題】安楽死を前提とした暴虐について

安楽死する前に、というより安楽死することを前提とした暴力、犯罪。特に殺人。 確かにこれは問題点として考えなければならない。 私はこのケースに対して答えを持ち合わせていない。

サルコは果たして特効薬か?

安楽死マシーン『サルコ』。 一部のツイデモ参加者には熱狂的に支持されている。 私はどうも現時点ではあまり期待できない。 3Dプリンタで作られたボディと、窒息用のガス、及び意思確認用の電子部品で構成されるそれは、確かに医療関係者の手を煩わせること…

これらは既に骨董品では?:ヒポクラテスの誓い、ジュネーブ宣言

医師・医療関係者による安楽死を否定する論拠として、「ヒポクラテスの誓い」や「ジュネーブ宣言」が挙げられる場合がある。 これらは現代の延命治療やQOLの概念以前に成立したものであり、延命治療・QOLの概念が浸透した現代では骨董品として扱われるべきも…

【私見】デス・ハラは錦の御旗ではない。検討課題の1つでしかない。

死の選択の権利について話をすると、「デス・ハラ」、つまり「選択ではなく強制になる可能性があるから不可能」と、話を止めようとする人がいます。 確かに「デス・ハラ」は問題ですが、それは検討課題として、討論・議論のテーブルに既に載っています。何度…

用語問題 『安楽死』は適切な用語か?

死の選択の権利=安楽死、とするかどうか。用語の問題。 この件についてはツイデモ参加者の間でも意見が分かれます。 ・『安楽死』を終末医療の概念として、『死の選択の権利』は別の用語を定義するべきだが、ツイデモのタグは継続性を重視し現行のままで良…

ツイデモ #国は安楽死を認めて下さい について

Twitterで土曜19:00~21:00(以降も?)行われている #国は安楽死を認めて下さい ツイデモ ですが、 ・発起人は現在行方不明です。 ・司令塔・指揮役はいません。 また、Twitter上で行われているので ・『議論』はまず不可能です(システム上)。 ・『意見』を乗…

はじめに。

このブログは、一参加者が個人の見解を述べたものに過ぎず、正確性などの保証は一切ありません。 このブログは、ツイデモの公式見解ではありません。 このブログの閲覧にあたっては、ローカルに保存することをおすすめします。 このブログは、自殺、自殺未遂…