脱医療化 / 臓器全提供 どちらのアプローチが適切か
サルコの目指す死の選択の脱医療化アプローチ、病院に併設された臓器摘出施設による安楽死、どちらのアプローチが正しいか、という問いがある。
現段階では「臓器摘出施設のアプローチのほうがやや正しい」、つまり脱医療化アプローチの選択肢を排除しない方向で話をするのが良いかと思われる。
選択肢は一つであるべきではない。一つの方法しか持たないなら、それが頓挫した場合には大打撃を受ける。代替方法があれば、打撃は比較的少なくて済む。
個人的には、現状のサルコのあり方は価格や一部部品の再利用について問題があるし、備え付け型の再利用型が現実的とは思えるが、それよりは臓器摘出施設による安楽死が望ましいと思われる。
ただ、脱医療化アプローチを明確に捨てるのは間違いである。